平成28年6月1日より労働安全衛生法施行別表第9に掲げる640の化学物質について、それらを取り扱うすべての事業所で、それらを扱う際のリスクアセスメントを実施することが義務付けられました。
厚生労働省では、この義務化に対応するため、中小の事業者が簡便にリスクアセスメントを実施できるように工夫した「リスクアセスメントシート オフセット印刷・グラビア印刷編」を作成し、WEB上で公開されていますのでご紹介いたします。
・「リスクアセスメントシート オフセット印刷・グラビア印刷編」入手先URL
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/user/anzen/kag/pdf/003_risk-assessment-tool.pdf
上記リスクアセスメントシートの末尾に「リスクアセスメント総括表」がついています、実施者は各作業についてのリスクアセスメントの結果を記入し、自身の所見も加えて責任者に報告します。責任者は報告をよく聞き、場合によっては現場を確認し、必要なら設備面や管理面での対策を記入していただきます。そして、それらの検討結果を全員にお話しし、職場に結果を掲示するなどして内容を共有することでリスクアセスメントは終了します。
なお、厚生労働省のホームページでは、リスクアセスメントに関する参考資料が他にも多数紹介されていますのでご利用ください。
・厚生労働省「化学物質のリスクアセスメント実施支援ツール」紹介URL
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/user/anzen/kag/ankgc07.htm
・640の化学物質の公開先URL
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/GHS_MSD_FND.aspx
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